
手への神経は頸椎から出ており、また足への神経は腰椎から出ているので、手足のしびれは頸椎や腰椎、その周辺の筋肉の状態により発生することが多いです。
手のしびれの原因疾患としては頚椎ヘルニア、変形性頚椎症、頚肩腕症候群などがあります。足のしびれの原因疾患としては、腰椎ヘルニア、変形性腰椎症、梨状筋症候群があげられます。
これらの治療は関節の動きを良くし、神経は走行する筋肉の環境を良くして神経を圧迫する原因を取り除くことにより、しびれは解消されていきます。
岡山市で整骨院・スタジオ・トレーニング・ダイエット&リラクゼーションサロンなど総合的に身体のケアを行っています!
手への神経は頸椎から出ており、また足への神経は腰椎から出ているので、手足のしびれは頸椎や腰椎、その周辺の筋肉の状態により発生することが多いです。
手のしびれの原因疾患としては頚椎ヘルニア、変形性頚椎症、頚肩腕症候群などがあります。足のしびれの原因疾患としては、腰椎ヘルニア、変形性腰椎症、梨状筋症候群があげられます。
これらの治療は関節の動きを良くし、神経は走行する筋肉の環境を良くして神経を圧迫する原因を取り除くことにより、しびれは解消されていきます。
実は、しびれの原因は背骨での神経圧迫ばかりではありません。筋肉での血行不良が原因でしびれが起きている例も多いのです。
整形外科ではあまり筋肉の問題を重視してこなかったので見落とされがちなのですが、首や手の筋肉の強い「こり」は手のしびれを感じる原因になるのです。
簡単にいうと、頚、背中、肩、胸、腕のどこかの筋肉が「こり」過ぎていると、手や腕にしびれを感じることがあります。病院での検査で、脊髄症や後縦靱帯骨化症など、明らかな神経圧迫が認められなかった場合、首の筋肉や腕の筋肉の緊張を緩めるような施術を試してみて下さい。
首の骨の問題と診断され、しびれの症状が続いている方も、筋肉の緊張も一緒に起きていることは十分考えられます。その緊張をとれば、骨の状態と関係なく、症状の改善がみられるかもしれません。
痛みの専門家グループの整骨院、鍼灸院へ
「しびれ」に悩まれ来院された患者様の症例をご紹介します。
左肩から左腕にかけてのしびれ。
来院2週間前より頚部、肩甲骨全体、上腕後面にかけてしびれ、痛み。
2週間たっているが症状変化なし。
原因はわからない。
整形でC4辺りが狭いと言われた。
薬と注射を打ったが変化なし。
夜寝る時に一番痛みがあり、夜眠れない。
頚部伸展、左回旋、左側屈制限
腰部屈曲、左回旋制限
ジャクソンテスト(+)スパーリングテスト(+)
感覚異常、筋力低下なし
姿勢検査では頭部前方変位、頭部左側への傾き
骨盤前傾、左肩下がりが見られる。
頭部前方変位と傾きにより神経の通り道を狭くしてしまうのと、左肩が下がり筋肉が引っ張られるため首から肩にかけての筋肉が緊張を起こすことで、今回のしびれや痛みにつながっていることを説明。
また、骨盤が前傾していると腰を反らした状態になり、バランスをとろうと首を前に出した姿勢となっているため全身を調整しなくてはいけないことも説明。
根本治療と電気治療を並行して行うと説明。
1か月目:左肩から腕にかけての痛み、しびれ軽減。
左肩のだるさがある。
2日に1回、朝起きた時の痛みがある。
頚部伸展、左側屈制限
骨盤前傾、頭部前方変位は少し改善
全体的な姿勢はまだ変化なし。
2ヶ月目: 症状改善。だるさもなし。
頚部伸展制限少し残る。
頭部傾き、骨盤前傾改善。
頭部前方変位と左肩下がりが若干残る。
症状はないが根本原因がまだ改善されていない為
また症状が出てくる可能性があると説明し
同じペースで来院指導。
3ヶ月目: 頚部伸展制限改善。
「免責事項」効果効能を保証するものではありません
足のしびれと腰の痛み
来院2週前から腰が痛くなり、その後足にしびれがでた
しびれは右大腿前面外側にある
腰痛は今回が初めて
仕事で飲料ケースを上げたり下げたりすることが多い
整形外科に受診しレントゲン異常なし。
ブロック注射をして腰の痛みは楽になったがしびれ残る。
ペインスケール6/10
右仙腸関節に圧痛、運動痛、熱感なし
SLR(-)、パトリックテスト右(+)
右大腿外側に感覚異常、足部背屈筋力低下
腰部屈曲、伸展、右回旋制限
骨盤前傾、体幹右側への傾き
骨盤が前傾することで腰椎の前湾が強くなるため、腰に負担がかかりやすくなっている。
また、体幹が右に傾くことで右仙腸関節に荷重がかかり、今回の痛みが出ている。
根本治療と電気治療を並行して行う。
1ヶ月目検査:しびれ、感覚異常改善
仙腸関節の痛み若干残る
腰部屈曲、伸展、右回旋制限
姿勢変化あまりみられない
2ヶ月目検査:仙腸関節の痛みなし
腰部伸展制限
骨盤前傾改善
体幹の傾き残る
3ヶ月目:可動域改善
途中腰に違和感が出たようなので
続けて来院するよう指導。
「免責事項」効果効能を保証するものではありません
両手第5指のしびれと肩こり、腰痛があり来院。
両手の第5指にしびれが有り、瓶のふたが開けにくい。
過去に交通事故で4回むち打ちに遭っている。
昔から慢性的に肩こりと腰痛がある状態。
両手の握力が弱く、両手第5指にしびれあり。
ジャクソン・スパーリングテスト(-)
アレンテスト(+)
脚長差あり(右脚が0.5㎝程長い)。
骨盤の歪み有り。
筋肉のアンバランス。
首、肩、腰、股関節の可動域の悪さ。
上半身の重心線から後方への移動。
身体全体が硬くそれに伴い関節の可動域も悪い状態でした。
姿勢も腰を反って仰け反るような姿勢を取っているため腰や背中、首にも負担がかかっている状態です。その影響で慢性的な肩こりや腰痛が出ています。
手のしびれに関しては骨格の歪みにより血管や神経が圧迫されて引き起こされている可能性があります。
まず骨格の歪みを取っていき、それと並行して電気鍼(SSP)をあてることにしました。
1ヶ月目
両手の握力が変わらず弱く、両手第5指にしびれあり。
アレンテスト(+)
脚長差なし。
骨盤の歪み有り。
筋肉のアンバランス。
首、肩、腰、股関節の可動域の悪さ。
上半身の重心線から後方への移動あり。
2ヶ月目
両手の握力が変わらず弱い。
両手第5指にしびれ軽減。
アレンテスト(-)
骨盤の歪み有り。
筋肉のアンバランス。
首、肩、腰、股関節の可動域の悪さ。
上半身の重心線から後方への移動やや改善。
3ヶ月目
両手の握力が変わらず弱い。
手のしびれなし。
骨盤の歪み有り。
筋肉のアンバランスやや改善。
首、肩、腰、股関節の可動域の悪さ。
上半身の重心線から後方への移動はやや改善。
4ヶ月目
両手の握力が変わらず弱い。
骨盤の歪み有り。
筋肉のアンバランスやや改善。
首、肩、腰、股関節の可動域の悪さはやや改善。
上半身の重心線から後方への移動は改善。
4ヶ月目以降もさらに良い姿勢を定着させるために継続来院されています。
継続することにより身体の可動域や筋肉のバランスが改善してきています。
「免責事項」効果効能を保証するものではありません
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